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自然放射線とホルミシス〜癌発生率

 

 今日のブログの内容は自然放射線についてです。人間は普通に生きているだけでも放射線にさらされます。どの程度の量の放射線を被爆しているかというと、世界平均では2.4ミリシーベルト/年、日本では1.4ミリシーベルト/年を言われています。地域によって異なり、日本は世界平均と比べて自然放射線量が少ないと言えます。

 

 ちなみに自然放射線量の内訳は、空気:1.3ミリシーベルト/年、食物:0.35ミリシーベルト/年、大地:0.4ミリシーベルト/年、宇宙線:0.35ミリシーベルト/年です。日本内でも場所によって自然放射線量が異なります。一般的に関西の方が関東よりも自然放射線量が多いと言われてます。それは、関西では花崗岩でできた地域が多く花崗岩がガンマ線を発生し、関東では関東ローム層で覆われており自然放射線が妨げられているからです。

 

 次に、自然放射線量の高い世界各国についてですが、代表的な場所として、

 中国広東省陽光地区、ブラジルもガラパリ地区、インドのケララ州、イランのラムサール州が挙げられます。それぞれについて簡単にまとめました。

1 中国広東省陽光地区:自然放射線量は3.51ミリシーベルト/年で癌発生率は10万人に対して一般地区が65人に対して陽光地区は58人。自然放射線量が多い陽光地区の方が癌死亡者数は低い。

2 ブラジルもガラパリ地区:トリウムを含むモナザイトで覆われているため自然放射線量は5.5ミリシーベルト/年と高い。しかしながら、癌発生率に異常がある等の健康被害はなし。

3 インドのケララ州:トリウムを含むモナザイトで覆われているため自然放射線量は3.8ミリシーベルト/年と高い。しかしながら、癌発生率に異常がある等の健康被害はなし。

4 イランのラムサール州:ラジウムを含んだ湧き水がある。10.2ミリシーベルト/年。しかしながら、癌発生率に異常がある等の健康被害はなし。

 1 中国広東省陽光地区の「放射線と癌死亡者数」についてのケーススタディは有名です。放射線を浴びた場合の方が癌による死亡者が少ないという臨床結果が出ました。放射線が健康に良い意味を与えたという意味で「ホルミシス」を実証するものと考えられています。

 2〜4に関しては、「癌発生等の健康被害はなし」という臨床結果になりました。積極的に「ホルミシス」理論を実証するところまでは行きませんが、自然放射線レベルでは健康被害が全くないことが分かります。

 ラッキー博士は、ホルミシスに関し次のような発言をしています。

自然環境の100倍の放射線が最適、10,000倍が自然放射線と同レベルで、これを超えると悪影響になる。」

 この発言をベースにすれば、

 「最適値」100倍、「しきい値」10,000倍ということになります。

 最適値が100倍ならば、2〜4の臨床結果で癌死亡者数が一般地区より少ないという結果が出てもよさそうなのですが、「健康被害はない」という結果に止まっています。それ故、2〜4の臨床結果は、ラッキー博士の提唱する「ホルミシス仮説」の論拠としてはいささか弱い感がします。むしろ、高放射線地区の住民の癌死亡者数が一般地区と比べて少ないという臨床結果になった1 の陽光地区のケーススタディの方が、「ホルミシス」理論に近いものと言えます。1、2〜4の臨床結果ではいささか報告結果が異なりましたが、健康被害などに副作用がないという点では共通しています。「放射線=悪」という図式で捉えるのは正しくありません。そういう意味では、低線量率放射線は少なくとも身体に害を与えることはない言えるでしょう。